ニュース名誉と自尊心の回復

ロサンゼルス・ピース・ライドがオール・ギャング平和サミットにおいて歴史的な停戦をもたらす

(左から)アルフレディ・ジョンソン牧師、ラッパーのザ ゲーム氏、LA警察署長チャーリー・ベック氏、そしてトニー・ムハマド牧師が、オール・ギャング平和サミットに集結。
ネーション・オブ・イスラムのトニー・ムハマド牧師は、『しあわせへの道』を使い、サウス・セントラル(ロサンゼルス)のギャングたちの間を取り持って、歴史に残る和平を実現しています。

ブラッド・アンド・クリープスの誕生地であるロサンゼルスは、長い間「世界のギャングのメッカ」として知られていました。 この地域にはギャング・メンバーと思われる人が15万人以上います。

トニー・ムハマド牧師、ネーション・オブ・イスラム西部地区代表が、『しあわせへの道』(TWTH)を紹介された時、彼は、遂にこのスラム街を癒すのに十分効果のあるものを手に入れたと悟りました。

彼とバプテストの牧師であるアルフレディ・ジョンソン氏は、ライバルのギャングたちの橋渡しとなり、『しあわせへの道』をもとに、LAの街に平和をもたらすユナイテッド・イン・ピース財団を創設しました。 ある日、彼にあるアイデアが浮かびました。バイカーのグループが「穏やかな騎兵隊」として走り、街にメッセージを伝えていったらどうだろうと。 そしてピース・ライドが誕生しました。

多くのバイカーたちは、ライバルのギャングやクラブから来ているため、彼らを一緒にさせることは和解の第一歩となりました。 2012年10月、最初のライドは大成功を収めました。 口コミが一気に広まり、参加するグループが増えて行きました。 毎月、ピース・ライドは、コンプトン、カーソン、ロングビーチ、ワッツのような有名な地域を含む、暴力によって引き裂かれた他の周辺地域に入って行きました。 停車するたびに、彼らは特注版の『しあわせへの道』小冊子を人々に手渡しました。

これまで、33の都市と周辺地域で行われた50回のピース・ライドに、137のバイク・ギャングと69のカー・クラブが参加し、それにより暴力発生率が50%減少したのです。

2016年7月、警察官が若い黒人男性2人を連続して銃撃したことで、国中の緊張は頂点にまで達しました。 ラッパーのザ ゲーム氏はLAのために何かしたいと思い、ムハマド牧師に指導してもらいました。 彼はザ ゲーム氏に、LA中からギャング・メンバーを集め、平和的に警察を訪問することを提案しました。 スーパースターのラッパー、スヌープ・ドッグが参加し、彼らは警察本部まで行進し、そこでLA警察署長と懇談会を開きました。

この懇談会は歴史に残る成功を収め、その後ムハマド牧師は、イングルウッドでオール・ギャング平和サミットを開催しました。 著名人、メディア、政府関係者、具体的にはロサンゼルスのエリック・ガルチェ市長、チャールズ・ベック警察署長をはじめ、驚くことに3,000人近くの人々が姿を見せました。 初めて25のライバルのギャング・グループが一堂に会し、建設的な不満を明らかにしました。 ムハマド牧師が和解を奨励すると、グループは停戦し、平和協定に署名し、それを公にすることに合意しました。

米国14都市のギャング・メンバーは、それぞれの都市でオール・ギャング平和サミットを主催するよう、ムハマド牧師に要請しました。



行動を起こす
独自の表紙を作成しよう

トニー・ムハマド牧師がピース・ライドで使用した特注カバー。

良識に基づいた初の道徳律として、『しあわせへの道』小冊子は、自分の地域を改善するための、シンプルで効果的な技術やノウハウを提供します。

その小冊子のメッセージと教訓は、人々と分かち合うべきものです。 「この本をあなたに贈ったのは」という見出しのページには、「あなたの生存が私にとって大切だからです」とあります。

個人や企業、非営利団体、法執行機関、政府機関は、このメッセージを胸に深く刻み、独自の『しあわせへの道』を作成しました。 より良い世界をもたらすというゴール、つまり、その21の教訓が助けているものを達成する際の自らの役割を、作成した特注カバーを通じて伝えています。

この一面の記事にあるように、トニー・ムハマド牧師とアルフレディ・ジョンソン牧師は、ユナイテッド・イン・ピース財団のために特注カバーを作成しました。

国際しあわせへの道財団に連絡してください。あなたも同じことを行うことができます。



信頼の回復を助ける

国際しあわせへの道財団は、21の教訓を広範に配布することで、人々に信頼と誠実さを回復させ、社会における道徳の衰退を逆転させようと努めています。 当財団への寄付金は「しあわせへの道」の小冊子やカリキュラム教材の製作と配布に役立てられます。