子供を愛し、助けましょう - それが彼女の方法です
「子供たちへの配慮が欠けています。 親は働いており、子供たちは置き去りにされています。 子供たちが麻薬売人に従っているため、犯罪が増えています。 彼らはお金を欲しがっていて、自らの生活から抜け出す方法を探しています」と、コルデロは言います。
彼女は、子供の人生を幸せなものへと導くふたつのチャンスがあると考えています。『しあわせへの道』の教訓を早い時期に身に付けさせる、または倒れた時に拾い上げてリハビリをする。
「この小さな本はとても簡単で、しかもあなたの人生にそれを適用するだけで、あなたを永遠に変えるほど強力です」と彼女は言います。
子供を幸せな人生に導くというゴールに向かって、メキシコのコルデロと彼女の非営利団体、「社会開発と価値回復」は、すべての学童が麻薬や犯罪に向かう前にリーチしようと働いています。
過去17年間に1,835の学校でワークショップを開催し、直接、数百万人にリーチしました。 コルデロのグループはユニークな共同ワークショップの一部です。それは例えばこのように進みます。 アルコール中毒者更生会やメキシコ検事当局といったような組織からの講演者が小学校を訪問し、その日のワークショップを受け持ちます。 すべての生徒が8時間のワークショップに参加します。そのうちの丸1時間は『しあわせへの道』に関することです。 子供たちは犯罪や薬物から抜け出すよう忠告を受け、21の教訓を学びます。 9年間で、彼らは621の学校を訪問し、439,848人以上の子供たちに提供しました。
コルデロのところに子供が訪ねて来るのは、珍しいことではありません。「両親に殴られたのですが、どうしたらいいですか? 彼らのことは大好きです。」 多くの子供たちがまだ読み方を学んでいるところなので、彼女は『しあわせへの道』を彼らに持たせ、両親に「子供を愛し、助けましょう」の章を声に出して読んでもらうようにします。 和解するのは間違いありません。
プログラムはその後、高校に移りました。 そして、コルデロが授業を受け持った時、時には生徒の半数が叫びます。「ねえ! その小さな本であなたのことを覚えています!」3年前に小学校で会ったことがあるのです。
しかし何千人もの若者は、それほど幸運ではなく、最後は刑務所にいることになります。 彼らのために、まだ方法が残されています。
コルデロとチームは、メキシコの公安大臣から6つの青少年収容所にプログラムを準備するために招かれました。 3年間で、何千人もの少年犯罪者に会い、「自分を大切にしましょう」、「盗んではいけません」、「信頼される人になりましょう」など21の教訓を教えています。
しかし、彼らに最も影響を与える教訓は「有能になりましょう」です。
「この小さな本はとても簡単で、しかもあなたの人生にそれを適用するだけで、あなたを永遠に変えるほど強力です」と彼女は言います。
「彼らは、刑務所から出る時に、人生にどのように直面するかを考えています」と、コルデロは言います。まともな仕事に失敗してしまったので、犯罪に走った人が多いことを指摘します。 しかし、プログラムを提供した後では、「刑務所内での犯罪と暴力が減少した」ことをコルデロは目にしました。
釈放されたこれらの元犯罪者たちは、以前には欠けていた道徳的な指針を持っているので、今度ははるかに良い状態にいることでしょう。 「人々の意識を高め、子供たちが人生で解決策を持てるようにすることができ、私はうれしく思っています。
そしてコルデロは高等教育を無視していません。 彼女は34の大学で5万人の学生全員に、ワークショップを提供するよう要請を受けています。 おそらくそれらの若者の何人かが手を挙げて、「ねえ! その小さな本であなたのことを覚えています!」と言うかもしれません。ロサルバ・コルデロが『しあわせへの道』で触れてきた人生の、いつもでも変わらない表現です。
あなたの助けが必要です
国際しあわせへの道財団は、21の教訓を広範に配布することで、人々に信頼と誠実さを回復させ、社会における道徳の衰退を逆転させようと努めています。 当財団への寄付金は「しあわせへの道」の小冊子やカリキュラム教材の製作と配布に役立てられます。