2.3 章を読む

教訓2、節度を保ちましょう

2. 節度を保ちましょう。1

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2-1. 害のある薬物をとってはいけません。

薬物をとる人たちは、目の前にある現実をいつも見ているとは限りません。彼らは心ここにあらずの状態なのです。高速道路において、人との普段のつき合いにおいて、家庭において、その人たちは非常に危険な存在になることがあります。人は薬物をとっているとき、 「気分が良くなる」とか「よりうまく行動できる」 とか「ただ、しあわせだ」と間違って信じています。それはよくある錯覚(さっかく)にすぎません。遅かれ早かれ、薬物はその人たちの肉体を滅ぼしてしまうでしょう。人が薬物をとるのを思いとどまらせなさい。人が薬物をとっていたら、それをやめる手助けを得るよう、その人に勧(すす)めましょう。

2-2. アルコールをとり過ぎてはいけません。

アルコールをとっている人は注意力が鈍ります。アルコールのせいで、より機敏(きびん)になったとその人たちが思っている時でさえ、反応する能力は鈍くなっています。アルコールには医学的な価値がいくらかあります。しかし、それはひどく過大評価されることがあります。アルコールをとっている人が、あなたの乗る車や飛行機を運転するのを許してはいけません。飲酒が人の命を奪ってしまう例は、ひとつだけではありません。少しのお酒でも大きな影響を与えます。飲みすぎによって、不幸や死という結果に終わらないようにしなさい。人びとにお酒を飲みすぎないように思いとどまらせましょう。2

上記の点を守れば、人は身体的な面で
人生をより楽しめるようになります。

  1. 1. 節度を保つ: 極端に走らないこと。度を越して物事を行わないこと。 自分自身の欲求をコントロールすること。
  2. 2. 思いとどまらせる:何かをやめさせる、やる気をなくさせる。